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【No.221】プラスワンの心づかい
明けましておめでとう御座います。
パン屋税理士の河原です。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
今回は「パンそのもの」だけでなく、「人の温度」がしっかり伝わってくるパン屋さんのお話です。
【naotopan(ナオトパン)】
大阪市中央区上町にある naoto pan(ナオトパン)。
小さなお店ながら、
① パンの種類がとにかく豊富。
② 扉を開けた瞬間の、明るく元気な挨拶。
この時点で、もう気持ちは前のめりになりますよね。
さらに印象的だったのが、私の「パンの写真を撮ってもいいですか?」という問いかけに、笑顔で快く対応して下さったこと。そして撮影の途中で、さりげなくかけてくれた一言。
「落ち着いて撮影できますか?」
これが③ プラスワンの心づかい。
決してマニュアルには書いていない、相手の立場に立った言葉。この一言で、お店の記憶は“パンの味”から“体験”へと変わります。では、この「プラスワンの心づかい」は、どのようにお客さんの心に届き、「また来たい」に変わるのか。3つのポイントで整理してみます。




プラスワンの心づかいが
「また来たい」を生む3つのポイント
①「行為」ではなく「気持ち」が記憶に残る
写真撮影OK。笑顔の接客。
それ自体は、今の時代そこまで珍しくありません。しかしnaoto panでは、その一歩先に「ちゃんと撮れていますか?」「慌てなくて大丈夫ですよ」という“気持ちの翻訳”があります。
人は、何をされたか以上に「どう扱われたか」を覚えています。この心地よさが、記憶として残るのです。
② 小さな店だからこそ生まれる「個別対応の価値」
大型店では難しい、目の前のお客さん一人ひとりを見る接客。naoto panの心づかいは、「あなたに向けた言葉」であることが伝わります。
この“自分ごと化”が、
▶︎ ファン化
▶︎ 応援したくなる気持ち
▶︎ 誰かに話したくなる体験
につながっていきます。
③ パンの価格以上の「体験価値」を提供している
パン屋さんの本業はパンを売ること。でも、naoto panが提供しているのは「パン+気持ちのいい時間」。
結果として、
「ちょっと遠くても行きたい」
「またあの店に行こう」
という、価格や立地を超えた選択理由が生まれます。
※日によってラインナップは変わりますが、特に支持の高い定番系からご紹介します。
① クリームパン
やさしい甘さの自家製カスタードがたっぷり。派手さはないのに、また食べたくなる安心感。「naoto panらしさ」が詰まった一品です。

② クロワッサン
外はサクッ、中はしっとり。
バターの香りが強すぎず、日常に溶け込む味わい。朝食にもおやつにも選ばれる理由が分かります。

③ 季節のハード系パン
素材の組み合わせが絶妙で、
「今日はどんなパンがあるんだろう?」と来店の楽しみをつくってくれる存在。リピーターが増える大きな要因です。

その他、具材たっぷりのクロックムッシュやホットドッグなど、惣菜パンもボリューム満点で人気です♪






naoto panの魅力は、
「種類が多い」「味がおいしい」
だけではありません。
◇目の前のお客さんをよく見て
◇一歩踏み込んだ言葉を添え
◇その人の時間を大切にする
このプラスワンの心づかいが、自然とお客さんの心に届き、「また行きたいパン屋さん」へと育っていくのだと思います。パン屋さんにとっての“サービス”とは何か。その答えを、静かに、でも確かに教えてくれる一軒です。
編集後記
パンを買った帰り道、「おいしかったな」だけでなく「気持ちよかったな」と思えるお店。そんな記憶が残るパン屋さんは、きっとこれからも、長く愛されていくのでしょうね。
それは、私たちの仕事も同じ事。帰った後に、「あの人のさっきの説明はよく分かったなぁ」「そうだ!あの人が熱心に伝えてくれた事を実践してみよう」「あの人のおかげで元気が出てきたぞ!」など、記憶に残るサービスが大切なんだと教えてもらいました。
ご紹介したお店 

naoto.pan
住所 :大阪府大阪市中央区上町1丁目6−10
営業時間:10:00〜19:00※売り切れ次第閉店
定休日:日曜日・月曜日
アクセス:玉造駅より徒歩10分
本日はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございます。
次回配信をお楽しみに ![]()
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