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【No.222】
新店紹介 
みなさん、おはようございます。パン屋税理士の河原です。
2026年!新年が明けたと思ったら、もう半月が経とうとしてますね。日が経つのが早い![]()
という事は、2025年に「新店」と言いながら、気づけばもうすぐ1年…というお店も増えてきました。
でも、1年続いているという事実そのものが、地域に受け入れられている証拠。
今回は、そんなお店の一つをご紹介します。
【服部天神ベーカリー】
2025年1月、大阪・豊中市、阪急宝塚線「服部天神駅」からほど近い場所にオープンした服部天神ベーカリー。
駅から歩いてすぐ、生活動線の中に自然と溶け込む立地で、通勤・通学、買い物帰り、散歩の途中など、「わざわざ行く」より「つい立ち寄る」パン屋さんとして、とても相性の良い場所です。
店構えは派手すぎず、それでいて清潔感があり、初めてでも入りやすい“町のベーカリー”の王道スタイル。地域密着型で長く続くお店を目指していることが、外観からも伝わってきます。


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パンの特徴と
シェフのこだわり 

服部天神ベーカリーのパンは、日常使いしやすい価格帯と、毎日食べても飽きない味設計が印象的です。
・粉やバターの風味を活かしたシンプルな配合
・食事にもおやつにも寄り添うバランス
・奇をてらわず、丁寧に作られていることが伝わる仕上がり
派手なトレンドパンではなく、「今日はどれにしようかな」と毎日通える安心感。この“安定感”こそが、街のベーカリーにとって最大の武器ですね。
⚪︎ じゃがワッサン¥200
ポテトを練り込んだクロワッサン。バターの香りがよく軽やかな食感。じゃがワッサン生地の展開も面白い。
⚪︎ うちのメロンパン¥160
菓子パン部門人気No.1。ライ麦香るサクふわ食感。
⚪︎ カレーパン
幅広い世代に支持される惣菜パンのエース。お昼需要・男性客の購入動機になりやすい一品。
⚪︎ もちぱん¥140
餅米使用のもっちもち食感。生地展開としての明太もちぱん¥200も人気。
⚪︎ サワーブレッド¥220
焙煎ライ麦使用。ハード系も人気です。







「必ず知っているパンが並んでいる」この安心感が、リピートを生むんですね。
来店して感じた良い点を“経営戦略”として見る
【1.店頭の黒板】
① 店頭の黒板が分かりやすい〜情報の整理力=購入前ストレスを限りなくゼロに
・OPENが一番上で大きく
・「菓子パン人気ランキング」「セミハード人気ランキング」と選び方の軸が明確
・焼き上がり時間、スライス可能時間まで明記
これは単なる案内ではなく、「迷わず買ってもらうための設計」になっています。特に
ランキング形式+価格表示は、
・初来店
・パン屋に慣れていない人
にとって、ものすごく親切。
「何が人気なんだろう?」
「いくらくらい買えばいいんだろう?」という不安を、入店前に解消しています。


② “手書き”が生む、温度のあるブランド
色使い、文字の揺らぎ、イラスト。どれも「上手すぎない」のがポイントです。
これは
・個人店らしさ
・人がやっている店
という印象を強く残します。
チェーン店では絶対に真似できない、属人性=ファン化の入口ですね。
【2.清潔感】
オープンキッチンの厨房が清潔=“安心を見せる”ブランディング
オープンキッチンは、ごまかしが効かない分、最大の信頼装置になります。
・清掃が行き届いている
・作業が整理されている
これだけで「この店はちゃんとしている」という無言のメッセージが伝わります。
特に食品業態では、美味しさ以上に“清潔感”が再来店を決める要素になることも多いですね。
【3.手提げ袋】
①商品ではなく「体験」を持ち帰らせている
・Thank you の大きな文字
・干支のイラスト
・「Happy Year of the Horse!」という一言
これ、パンを食べ終わった後も、袋が記憶として残るんです。
「私のための一手間」を感じさせる。価格競争から一歩抜け出す、感情価値の付加ですね。


②SNS・口コミを“自然に誘発”する仕掛け
この袋、
・写真を撮りたくなる
・誰かに見せたくなる
でも「SNSに上げてください!」とは一言も書いていない。これが一番上手いやり方です。
結果として
・再来店
・紹介
・口コミ
につながっていく。広告費ゼロで回る、理想的な導線です。
経営視点でまとめると、服部天神ベーカリーは、
・黒板で 選択の不安を消し
・オープンキッチンで 安心を可視化し
・手書きメッセージで 記憶に残す
という、
来店前 → 購入時 → 来店後
すべてに手当てをしているお店です。
これは偶然ではなく、「小さな個人店が生き残るための、非常に理にかなった戦略」。
派手な技術や話題性ではなく、丁寧さを積み重ねる設計。だからこそ、1年が近づいても、「新店」ではなく“すでに街に根づいた店”という印象を持たれるのだと思います。



編集後記

服部天神ベーカリーは、派手さよりも「誠実さ」を大切にしているお店だと感じました。
分かりやすく伝える。
清潔に見せる。
一人ひとりに心を配る。
どれも特別なことではありませんが、続けるのが一番難しいことです。だからこそ、もうすぐ1年。この積み重ねが、これから3年、5年と地域に根づくパン屋さんを作っていくのだと思います。
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ご紹介したお店 

服部天神ベーカリー
住所 :大阪府豊中市服部南町3丁目3−7
営業時間:7:00~19:00 ※売切れ次第閉店
定休日 :土曜日・日曜日
アクセス:服部天神駅より徒歩4分
本日はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございます。
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