No.121 付加価値

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付加価値【No.121】

みなさん、おはようございます。パン屋税理士の河原です。

私は「キャンプ」を趣味にしています。その満足度を更に高めるために車はJEEPに乗っています。それはアウトドアを楽しむには最適な車だと思っているからです(もっとも私は形が気に入って買ったのですが)そのJEEPユーザー過去最大のオフ会が、先日浜松で行われ私も参加してきました。なんと400台のJEEPが集結したんです！北は仙台から南は宮崎まで！日頃は各地で頻繁に行われているオフ会。それだけJEEPユーザーの仲間意識は強いのですね。その理由が付加価値！ノーマルのままでも楽しいのですが(私はまだほぼノーマル)、カスタムできるパーツが豊富なんです。そう！アウトドアを楽しむためのニーズに応えてくれるんです！更に強者はオリジナルで作ったりします　「もっとこうしたい！」に応えてくれる車だと言っていいのではないでしょうか。今回のオフ会で私もだいぶ刺激を受けました。家内に怒られない程度にできることを少しずつ取り組んでいきたいと思います^o^

#JEEP
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#カスタムパーツ
#付加価値

本日のテーマは「付加価値」
ぜひ最後までご覧ください

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-付加価値1–

先日読んだ「付加価値のつくり方」田尻望著（かんき出版）では「価値とはお客さま（相手）が感じる(決める)もの」「付加価値とはお客さまのニーズを叶えるもの」と定義しています。そして価値があるかどうかを判断するには、次の「3つの問い」が役に立つと書かれています。
①お客さまの「買う」という意思決定に影響を与えているか？
②商品・サービスを買った後、本当に「使う」か？
③それを使ったら「役に立つ」か？
これをパン屋さんに置き換えるなら、
①お客さまへの「行ってみたい（入店してみたい）」という動機づけがあるか？
②並んでいるパンを見て（手に取って）「食べたい」という衝動にかられるか？
③思った通り！と気に入り（ニーズを叶え）、また来店（購入）してくれるか？
この流れは、当たり前のように見えて、重要なのは「ニーズを叶える」こと。よく付加価値と聞くと、「ニーズや期待を超えるもの」という答えが返ってきますが、それは場合によっては望まないものになります。そして望まないものであるにもかかわらず、もしかしてその部分に対して料金が付加されていたならば、お客さまにとってそれはムダなものになります。えてしてそのような商品やサービスを販売する側のコメントに「少し高いと思うかもしれませんが良い商品なのです」という一言がついていたりします。誤解を恐れず言うなら、例え良い商品でも（自分にとって）ムダだと思うものにお金は出しません。逆に良い商品なのに価格が低いことによって「思った通り！」とニーズを叶えていることにならないかもしれませんね。付加価値とはニーズを叶えること！自店がどうなっているか？もう一度しっかり検証してみないといけないですね。

#付加価値のつくり方
#付加価値とはお客さまが決めるもの
#付加価値とはお客さまのニーズを叶えるもの

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-付加価値2-

過去3回ほどお店訪問させて頂いたことのある「painstock(パンストック)」店頭でお話を聞かせて頂いたり、講習会に参加した際の講話内容においても、平山シェフがいつも強調して語られるのが「目の前のクオリティを上げる」というメッセージでした。独特なパン作りをされており、いわゆる「映えるパン」の陳列が特徴で、お店の装飾も斬新で、今流行りのお店！というイメージがあるかもしれませんが、すべてそれらは、目の前のクオリティを上げるように取り組んだ結果だと思うと納得です。
お客さま(見込みの)がネットで見て「今度行ってみたい！」とか、たまたま前を通った時に「オシャレなお店！入ってみよう！」と思ってもらえるためにどうしたら良いのか⁈を考えて今のような店舗(装飾)になった。これはスタッフの「働きたい！」の動機付けにもなりますね。
更に、「綺麗なパン！どれも欲しくなる！」とか、「綺麗に並んでいるね。パンに愛情を感じる！」と思ってもらうためにどうしたら良いのか⁈と陳列を考えて今のようになった。
そして「やっぱり美味しい！期待通り。また行こう！」とか「あの店美味しいよ。是非行ってみて！」と再来店や紹介をしてもらうためには、どうしたら良いのか⁈を考えて、日々製法を考えたり、新しいオーブンを導入したりして今のようになった。
このように「目の前のクオリティを上げる」ことを丁寧に行ってきた結果、付加価値が高まったのだと思います。頭では分かっていても実行は難しい、、.確かにそうかもしれませんが、それらは実は「目の前のこと」が多いのではないでしょうか？一つずつ解決していくことで付加価値が高まるかもしれませんね。

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