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【No.165】
モンディアル・デュ・パン 

みなさん、おはようございます。
パン屋税理士の河原です。
先週のFABEX展示会は大盛況で終わりました。なかでもLes Ambassadeurs du Pain du Japon(以後アンバサドール)のブースは大変盛り上がり、モンディアル・デュ・パンの日本代表選考会および若手ブーランジェコンクールが開催されました。
まずは、その結果報告!
「第10回モンディアル・デュ・パン 日本代表選考会」
第1位:高木 弘文 選手(ラブレド)
第2位:柳川 玖哉 選手(ブーランジュリーヤナガワ)
第3位:須貝 文智 選手(Bakery Bank)
「第8回最優秀若手ブーランジェコンクール」
第1位:坂田 竜一 選手(フルニエ)
第2位:小寺 陽葉 選手(MOTHERS CICON BAKERY)
第3位:廣瀬 圭 選手(Zopf)




▼表彰式▼
展示会場というオープンなスペース(多くの見学者)で行うプレッシャーや不慣れな機械を使うストレスなどにも打ち勝ちながら、素晴らしい作品を制限時間内に作られるシェフの皆さんに敬意を表します。








「パン工房フルニエ」

中でも、亡き父との約束を果たすべくコンテストにチャレンジした若きブーランジェ「パン工房フルニエ」の坂田竜一シェフに密着しました^o^
父、坂田隆敏シェフは、フランスパンコンテストで日本チャンピオンになったりパンの団体の代表理事を務めたりと、パン業界では有名な方でした。

しかし!ある時、難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」が発症し、身体が動かなくなってしまいました。そんな時、息子の竜一さんが父の意思を継ぎパン職人を目指し、コンテストへのチャレンジも試み始めたことは、お父さんとして嬉しかったことだと思います。しかし!昨年の7月、竜一さんのコンテストの成果を心待ちにしながら息を引き取ってしまいました。残念ですが、父として息子のコックコート姿を見たことで満足だったかもしれません。でも一方で、息子竜一シェフは、「やり残したことがある!」と心に期するものがあったと思います。
そして!この度「第8回最優秀若手ブーランジェコンクール」において優勝🏆することができました。
まだ決定ではありませんが、モンディアル・デュ・パン日本代表となった高木シェフのアシスタントとして、フランスで行われるパンの世界大会に出ることになるかもしれません。本当におめでとうございます㊗️ 天国でお父さんも喜んでおられると思います^o^ もし日本代表としてフランスに行かれるとしたら、是非!頑張って下さい^o^ 応援しています!









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編集後記

現在パン工房フルニエは、亡坂田隆敏シェフの奥さんをメインシェフとし、息子竜一さん、娘さんなど家族でお店を守られています。未だに繁盛店として、お客さまに愛される要因は、
①家族愛を大切にしていること
②シェフのレシピを忠実に守っていること
③今まで通り朝6時30分オープンで近隣のお客さまの朝食を提供していること
④職人技シェフの父の意思を継ぎスキルアップを欠かさないこと
等々だと思います。シェフが亡くなったことは悲しいことですし、タイミングは早かったかもしれませんが、親から子へお店やスキルを引き継いでくれたことで、近隣のお客さまは続けて美味しいパンが食べられるのですから、これは嬉しいことだと思います。坂田隆敏シェフ、安心しておやすみ下さい。
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#フルニエ
#パン屋税理士
ご紹介したお店 

パン工房フルニエ
住所 :大阪府和泉市のぞみ野3丁目799-43
営業時間:6:00-売り切れまで
定休日 :火曜日・水曜日
アクセス:和泉中央駅より徒歩20分
本日はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございます。
次回配信は10月29日を予定しております。お楽しみに 
※予告なく変更になる場合がございます
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「日本のパン屋さんを元気にする!」をモットーにパン屋税理士の河原治を中心に配信しています。
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次回の配信をお楽しみに♪
編集後記