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【No.166】ドーナツ 

みなさん、こんばんは。
パン屋税理士の河原です。
今回は、ベーグル(No.151〜154)、サンドイッチ(No.163)に続き、パン屋さんにおけるドーナツの在り方についてお話しさせて頂きます。
まずドーナツといえば!「ミスタードーナツ」ですね。
1970年にダスキンがFC契約を行い、全国展開しています(台湾やシンガポールなどにも)
学生の頃、フレンチクルーラーやオールドファッション1つを注文し、友人たちと何時間も夜中に入り浸っていたことを思い出します
そのミスタードーナツがベーカリー業界に進出したこともありましたが(店名「Bakery Factory」として4店舗)、それも長くは続きませんでしたね
現在はミスタードーナツの商品の一つとして、パンに近い商品は展開されています。






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「アイムドーナツ」

一方!
ベーカリーからドーナツ業界へ進出して話題になっているのが、福岡・東京で「アマムダコタン」を運営する



(株)peace putが展開する「アイムドーナツ」ですね。今は九州と東京だけですが、そのうち関西にも進出されるのでしょうね^o^



では関西のパン屋さんでドーナツを展開しているお店は、、、
と探してみると!ありました。大阪市天王寺区の「PANGRAM(パングラム)」です。





そして同じ天王寺となんばに2店舗「p.g.donut(ピージードーナツ)」というドーナツ店を展開しています。




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イースト発酵がないことや包餡(具を包んで焼く)ではなく後注入でいいなど製法がパンよりも楽なことや、デニッシュパンよりも安価なので若者にウケること、そして、そもそも機械などの設備投資も少なくて済むことなどから店舗展開しやすいのかもしれません。
ただし!若い人向けの商品であることから、新商品の回転やSNS映えする装飾などアイデア力は必要になりますね。その点!ミスタードーナツはその力に長けていることと、マーケティングにお金をかけられることから人気があるのですね。ドーナツ専門店は、パン屋さんのように郊外や住宅街での路面店では難しいのかもしれません。だから若者が集まるショッピングモールに多いのが分かります。
ドーナツ店の人気の秘訣!
①若者が選ぶスイーツとして安価で手が出しやすい。
②トッピングなどの装飾でSNS映えする。
③揚げている食感は季節を通じて食べやすい。
④有名別事業の展開店の場合安心できる。
⑤製造方法としてパンよりも作りやすい。
集客ができ、収支の合う場所が見つかれば、パン屋さんが進出する理由も分かりますね。
編集後記

パン屋さんにおけるドーナツの重要性も感じています。どのパン屋さんも「パン+一品」で客単価を上げたいところ!その一品にドーナツは適しているのではないでしょうか。
①もう一品にしやすい値段設定ができる。
②カレーパンと同じく揚げた食感が夏場でも好まれる。
③仕込みができていれば、すぐに揚げたてが出せる。
④重ねてドーナツ専門店に行く手間が省ける。
⑤客単価を上げることができる。
予定している数のパンを買いきった後に、もう一品パンをすすめるのは難しいですよね。そこで!ドーナツの登場!おやつとしてプラスできると思います。ドーナツコーナーを設けて装飾を施し、アクセントをつけることで、もう一品への動機付けを起こしてみましょう。
#ミスタードーナツ
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#パングラム
#pgドーナツ
#パン屋税理士
ご紹介したお店 

I’m donut? omotesando
住所 :東京都港区北青山3-5-18
営業時間:11:00-20:00
定休日 :水曜日
アクセス:表参道駅より徒歩1分

p.g.donut
住所 :大阪府大阪市天王寺区悲田院町10-48 天王寺MIOプラザ館 M2F
営業時間:10:00-21:00
定休日 :天王寺ミオに準じる
アクセス:天王寺駅すぐ
本日はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございます。
次回配信は11月5日を予定しております。お楽しみに 
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編集後記