No.176 今年のテーマ

ステイタス

「ステイタス」とは、
働きたいと思われるお店、スタッフ自身が働いていることを誇りに思えているお店が持っているもの。
そんなお店は人に困らないですよね。そんなお店ある・・？

私はスターバックスが一つの例だと思います。
そもそもブランドだ！とも言えるかもしれませんが、まず働いている人が活き活きとしていますよね。働く時間やシーズンを見ても、そのタイミングに適した人が働いているのを目にします(昼は主婦、夜や夏休みは学生など)
それは総数が多い中でシフトが組めるからです。仕事に入れる日時に制限があると敬遠されがちですが、それでも働きたいのがスターバックスです。あと先ほどまで働いていたスタッフが着替えて店内でカフェしている姿もよくあるそうです。「自分のお店で過ごしたい」この自店愛こそがステイタスだと思います。

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これらの背景にあるのが教育制度だと思います。
(ちなみに最近の弊社への新規応募者も教育制度へのこだわりを訴えますね)

スターバックスのスタッフが、身につけているエプロンの色と星を気にしたことはあるでしょうか？
ほとんどの人は緑色のエプロンをされていますよね。これがスターバックスカラーですね。一方で年に一度の試験に合格した人がブラックカラーのエプロンを付けることができます。スターバックスが好きな方はよくご存じだと思います。これカッコいいですね！合格率8%台だそうです。(税理士試験より合格率低いです)

ブラックエプロンの使命は「コーヒーの楽しみ方をより多くの人に伝えること」。

豊富な専門知識を活かして、ユーザーの好みに合わせたコーヒー豆を提案したり、オーダーしたコーヒーと相性の良い食べ物の提案を行ったりすることも。コーヒーに関する質問ならなんでも対応してくれる頼もしい存在です。また、スタバの各店舗でコーヒーのセミナーを開催していますが、講師は必ずブラックエプロンのバリスタが担当しているのだそうです。ほかのバリスタの育成も行うなど、通常の接客以外にも幅広く活躍しています。

カッコいいだけではなくて使命感もすごいですね。

さらに合格回数を増やしていくとエプロンに星が入ります。
スタッフとして入店日にこのブラックエプロンを身に付けた時点で背筋がピシッと伸びそうです。

1.仕事に使命感がある
2.自店愛が高い
3.教育制度がある
4.評価のされ方が分かりやすい
5.人に誇れる

これが「ステイタス」だと思います。

ちなみに、全国の店舗のなかには、スタッフ全員がブラックエプロン！という貴重なお店も。新宿マルイ本館の2階にある「スターバックス ブラックエプロン ストア」や、全国約20店舗の「スターバックス リザーブ® バー」、東京都目黒区の「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」も全員がブラックエプロンスタッフ。いずれの店舗もメニューだけでなく、内装も特別感にあふれています。通常の店舗とは一味違ったひとときを過ごせますよ。

製造スタッフのコックコートに、販売スタッフのエプロンに「星」を付ける！面白いんじゃないかな、と思います。

編集後記