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【No.177】
今年のテーマ2
皆さん、こんにちは。
パン屋税理士の河原です。
先週、NNA株式会社主催の新春セミナーに参加してきました。
「楽苦美(ラグビー)〜湧き上がるものを求めて〜」
講師は、元ラグビー日本代表キャプテン 林敏之氏。
ラグビー日本代表で13年間活躍し、神戸製鋼で7連覇を達成した経験から「全員の個性を生かすチームづくり」についてお話しして頂きました。また、オックスフォードでのブルー称号獲得や世界選抜での経験を活かし、個々の力を引き出す重要性を説いておられ、全員が自分の役割を理解し、力を発揮できる環境を整えることで、中小企業の未来は飛躍的に良くなる!成功への道を開くための「真のチームビルディングとは何か」を熱く教えて頂きました。
そして著書「常勝のワンチームを作る8つのステップ」の中でも書かれていたのは「誇り」でした。




前回の投稿で、今年のテーマは「値付け」と「ステータス」とお伝えしました。
そして「ステータス」の例として、勤めていることを「誇り」と思える企業スターバックスをご紹介させて頂きました。今回は、その「誇り」と思える企業の在り方としてPurpose(パーパス)のお話しをしたいと思います。
パーパスとは、一言でいうと企業の存在意義を指します。
「目的」「目標」「意図」などと訳される英単語ですが、ビジネスシーンでは近年、企業の社会的な存在価値や社会的意義を意味する言葉として使われています。「自社は何のために存在するのか」「その事業をやる理由は何か」といった根源的な問いの答えとなるものがパーパスです。事業を行う根拠や原点であり、揺るぎない自社の指針となります。最近の新卒者も、企業のそのパーパスを応募基準にしている人が多いと聞いています。
ただ、それらを見える化するのは難しい。その表現の一つとして、何かや誰かを応援している姿勢がパーパスと言えると思います。
パーパスとは
神戸のイスズベーカリーは、三宮・元町に店舗展開して、神戸を愛し、神戸の町を元気にすることを経営の目的とされています。








一方、スポーツで神戸を元気にしようとしてくれているのが神戸のラグビーチーム、コベルコスティーラーズです。
イスズベーカリーはそのコベルコスティーラーズのスポンサー企業として活動を応援されています。


※画像をタッチ(クリック)していただくと大きく表示されます
このように、同じ目的を持った企業を応援する活動がパーパスとしての見える化だと思います。
「阪神・淡路大震災で被災を受けた神戸を元気にする!そんな思いで感動を与えてくれるスポーツを応援する企業」。
そんな企業で働いていることを、社員は「誇り」に思えていると思います。
何かや誰かを応援する活動「パーパス」。それこそが企業が社員に選ばれる要素となっているようです。
編集後記
パーパスと類似した言葉に「MVV」があります。
MVVとはミッション、ビジョン、バリュー(Mission, Vision, Value)の略称で、日本語では使命、理念、行動指針と訳されます。
ミッションは、直訳の通り企業が果たすべき「使命」のこと。パーパスに類似した概念ですが意味合いは異なります。パーパスが「その企業はなぜ存在するのか?」(Why)という社会的意義を表すのに対し、ミッションは「パーパスを実現するために何をするのか?」(What)という行動や目標を示します。
ビジョンは、パーパスを実践する自社が目指す姿や状態(Where・When)。
バリューは、自社が大切にする価値観や行動基準(How)を表します。
このような関係性から鑑みると、パーパスからMVVが構築されると言ってもよいでしょう。
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ご紹介したお店 

イスズベーカリー 阪神スクラ三宮店
住所 :兵庫県神戸市中央区小野柄通8-1-8
営業時間:8:30~21:00
アクセス:阪神神戸三宮駅西改札口出てすぐ
本日はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございます。
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編集後記