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【No.194】
集客エンジン


みなさん、おはようございます。パン屋税理士の河原です。
6月に入りましたね
パン屋さんにとって憂鬱な梅雨の季節です。お店経営(特に住宅街にある路面店)において雨は天敵!せっかくの出かける動機を「雨降ってるし、今日じゃなくていいか、、」と出不精にしてしまいますね![]()
そんな時でも「集客エンジン」となる商品があると、先に予約をしていたりする事で、「予約してるし受け取りに行かなきゃ!」と来店動機を復活させてくれます。
今回は、そんな「集客エンジン」のお話しをさせて頂きます。
【KUSUPAIN】
ドンク〜コープベーカリーを経て2014年に、楠田法久シェフが創業されました。神戸市垂水区神陵台というJR朝霧駅からバスで8分という距離でありながら、地域の人に愛される「地域密着型ベーカリー」です。
※楠田シェフの経歴などは、オンラインサロン「シェフ’sインタビュー」を是非ご覧ください。






地域の人にとって、「ここは私のお店!」と思える要因としては、
①心地の良い接客
②顔や好みを覚えていてくれる
そして!
③日常としての「食パン」が美味しい
KUSUPAINの一番人気は「ゆめ食パン」
国産小麦の使用した湯種製法は、抜群の”もちもち食感”を醸し出します。耳まで柔らかなので生でも美味しいのです。この食パンが毎日お家で食べられたら⁈と思うと嬉しいですね。朝眠くっても「トースト焼けたよー!」の声で飛び起きてしまいそう。朝から笑顔いっぱいの家族団欒モーニングが想像できます^o^
KUSUPAINにとって、来店動機としての集客エンジンが「ゆめ食パン」なんですね。



「集客エンジン」の重要性は

1.お店の存在を知ってもらう”きっかけ”をつくる
魅力的な商品があると、口コミ・メディアなどで話題になりやすく、新規顧客が増えやすい。
2.リピーターを育てる”入口商品”になる
初回来店の「入口」となる商品があることで、まずは買ってもらい、そこから別商品につなげやすくなる。
3.ブランドイメージを分かりやすく伝えられる
看板商品の魅力や個性によって、お店全体のコンセプトや価値観を伝えることができる。
確かに、KUSUPAINのコンセプトは、「街のパン屋のオヤジ」。
地域の方々に”家族団欒”を届けたい!その思いからすると、食パンはうってつけの商品ですね。そのために楠田シェフは、「ブラストチラー」を導入し、熱くてスライスができないことで購入を断念しないように、急速冷却であら熱を取り、お客さまの来店タイミングで商品提供ができるようにされています。
コンセプトを徹底する!とは、そういうことなのでしょうね。







編集後記
集客エンジンが「食パン」であった場合の効果を考えてみました。
1.「日常性×特別感」
食パンは日常的に食べられる一方で、「この店のは特別」と思わせられれば、週に何度も来てもらえるようになる。
2.まとめ買いや予約購入
冷凍保存しやすいので、まとめ購入しやすいのと、毎朝食べたい!の思いから予約を取り付けやすい。
3.他の商品への橋渡し
食パン購入から、バターやジャムなどへの購入拡大を促すことができる。
リピート率UPと高客単価に繋がりそうですね^o^
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#家族団欒のコンセプト
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ご紹介したお店 

KUSUPAIN
住所 :兵庫県神戸市垂水区神陵台8丁目1-9 新和ビル 1F
営業時間:9:30~18:00
定休日 :水曜日・木曜日・日曜日
アクセス:バス停「神陵台/神姫バス」より徒歩1分
本日はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございます。
次回配信をお楽しみに 
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