No.213 愛されるお店の空気感

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【No.213】

愛されるお店の空気感

オンラインサロンメンバーの皆様、こんにちは！
税理士法人ベイカ・ワンの中芝です。

今回は、札幌市にある「bakery harry」さんを訪問した際のレポートをお届けします。細部までこだわり抜かれた世界観と、大人気ながらもゆったりとした空気が流れるお店の工夫がいっぱい！お店づくりにおいて、ヒントになると幸いです！

行く前からHPやSNSでの人気っぷりを見て大変楽しみにしておりましたが、そのワクワクを裏切らなず外観から世界観がしっかりあって、テラス席の植物や水やり用のホースさえ絵になりドアを開ける前からワクワクが止まりませんでした。

私が来店したのはオープンしてすぐの10:20ごろ。
店内は「所狭しと人人人の大人気状態」ではありましたが、不思議と「忙しなくないやさしいゆったりとした空気感」を感じました。

その理由は、忙しいはずなのにどの店員さんも笑顔で、忙しなく見えないことかもしれません。「いらっしゃいませ」などの声かけも、大きくやかましい声かけではなく、心地よいボリュームや声色で、必要十分に感じられました。

魅せ方で価値を高める！ワクワクする陳列の工夫

店内には所狭しとパンが並んでいました。陳列に使われているトランクや食器もお店のコンセプトが合っており、立体的な陳列でパンがより多くあるように見えます。
ワクワクした様子でポップを隅々までしっかり見るお客さんを多く見かけました。

特に感動したのは、商品の見え方にとてもこだわられている点です。ドーナツが1つ売れて空いた場所にも都度補充して、常に魅力的な陳列を心がけられているのが見てとれました。（1枚目の画像の状態から2枚目に補充されていました）

一番人気は「全粒粉しずく」というパンだそうで、入ってすぐの一番目立つところに陳列されていました。こちらのパンを使用したサンドもいくつかありました。

心を掴む「一言」！スムーズなレジとスタッフの対応

レジの仕組みがとても印象的でした。
レジは2台あり、その2台のレジの間に1人、袋詰め専門の方がいらっしゃったんです。その方が左右交互に補助をされていたため、レジがとてもスムーズに流れていました。

レジで写真とSNS掲載の許可をお訪ねしたときも、快く「もちろんです！」と答えてくださり、さらに「お目当てのパンは買えましたか？」とスタッフさんが訪ねてくださったんです。

この一言がとても嬉しかったです。

「パンスイスです」と答えると、「すぐに売り切れてしまう日が多いので良かったです」と教えてくださいました。購入したパンスイスは生地がパリパリで、中の板チョコとカスタードのバランスがよく板チョコで甘すぎたりくどくなりすぎたりせずとっても良い塩梅でした！

大人気で駐車場もいっぱいでしたが、誘導してくださった警備員さんもとても親切で、終始上機嫌で過ごせるお店でした。パンの美味しさはもちろん、店員さんの心遣いや笑顔、世界観の統一と、どれか1つでも人気になれる要素が重なることで、行列店になるのかなと思いました。

本日はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございます。
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